TINY BALANCE * hiroshi watanabe blog

GR Diary 7/26

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今週も木曜日から4日間連続での公演中!
只今ギリシャの中で恐らく一番観光として人気のスポットであるミコノス島に到着。
まず、木曜日は昨年も行ったナフパクトスという小さなとても素敵な街になるBar2というクラブ。
ここにはとっても素敵な人達が居て、昨年に出会った友達が皆今年も集まってくれていた。
Bar2のレジデントDJがまたとてもナイスな兄ちゃんで、その兄弟が何と正道会館ギリシャ支部とかのK-1の選手らしく、
日本にはとても親交の深い人なんですね。その他にもアテネで電車の運転手をしている人も来てたり、
お店のオーナーも店員も皆最高に素敵なマインドを持っている人ばかりでね。
明け方、僕のDJが終わりお客さんも皆帰った後、しばらくお店を閉める準備をしている間彼等と話しをしていたのだけど、
とにかく、平和な空気が漂っていて皆で大変な経済状況の中で人間らしく生きて行こうよという話しで終始盛り上がり、、、
お店のオーナーにもう夜の明けた人影の無くなった街から僕の滞在しているホテルへと送ってもらった。
金曜日にはカリキダというアテネから車で約1時間程の場所にあるGazという夏だけ盛り上がっているらしい巨大な野外クラブだった。
僕の前にプレイしているDJが掛けている曲はそれこそ10年以上も前の曲を平気で掛けている様な具合で、
何でもありで、少々感想の言い難い状況なのだけど、僕は夜中の3時からという事でしばらくその野外クラブの中で
お客さんを観覧しながらこの環境の中でどうプレイをしようかと考えていた。ギリシャのクラブには二つの要素があり、
アテネではまずそういう事は無いのだけどクラブに沢山お客さんは居て盛り上がっているのだけど
殆どの人が踊らないというケースが良くある。慣れるまでちょっと辛いのだけど、それはそれで皆とても楽しんでもいるのだ。
お酒を飲み、その街の誰が遊びに来てるかを皆が気に掛けながら延々と会話を弾まし、音楽を楽しんでいる人が多い。
僕はその場でどんな状況であれ、楽しんでくれているのであれば良いと思っているけど、その中でやはり踊ってくれる人達が必ずいる。
その人たちを目掛けて僕もプレイしてたりね。で話しを戻すと、この巨大なGazというクラブでも人はパンパンに入っているものの、
踊る人はやはり少ない。確かに掛かっている音楽がなかなか踊れる様なものでないのかも知れないので何とも言えないのだけど、、、
そして僕の番となり自分のやれる事に専念した。会場はとても良いムードとなり、かなりの一体感が生まれ、
お店で働く人達が音楽と共に興奮し、お客さんもとても楽しそうに踊り出してくれた。
お店のオーナーも喜んでくれて僕も役割が果たせとても満足だった。
土曜日はハリキディキというツアーにはいつも行くテッサロニキという街から車で約2時間程離れた場所にあるビーチバーでのプレイだった。
ギリシャの田舎の方に行くと何だか僕には沖縄のムードと似たものを感じるのでとても親近感が湧く。
穏やかでまったり、のんびりした空気が流れ、観光地なのだけど、居る人達は大体がギリシャの人々が多く、
海外の人は居てもドイツやロシアの人らしい。この街にはとても良質な毛皮のコートの製造が昔から盛んらしく、
どうもその毛皮のコートを求めてロシアの人々が夏でも買いにやってくるのだという。
確かに街には真夏の暑い中とても違和感のあるバカでかい毛皮のコートをまとったモデルの看板が立っていた。不思議な光景だったなぁ。
その晩も僕の出番は夜中の2時半と遅く始まり初めての場所に少々ドキドキして挑んだのだけど、
この場所には嬉しくも僕を知ってくれていて待っていてくれた人が多く会場には終始ピースフルなムードが漂い、素晴らしいパーティだった。
ある人は携帯電話に僕の曲名を打ち込んだタイトルを見せて、掛けて欲しいと頼んでくる。とても嬉しい事だ。
そのリクエストに応えるとその人はまた僕に別の曲名を見せて来た。お互いに笑いながら次にもその曲を掛け、
後半は自分の曲をずっと掛けて僕は自分の出番を終えた。ある人は僕の曲の中で彼の好きな曲があって、その曲のタイトルは
どうしてそう付けたのか?と尋ね、そしてその曲を作った時にどんな事を感じて作ったのかととても真剣に尋ねて着てくれていた。
その曲、KLIK RECORDSからリリースしているGENESISというアルバムの中でギリシャのラジオで最も多く流れた曲である
YOUR SMILE, TEARSという曲なんだけど。僕は彼に家族の事を思って作ったんだよと答えた。
彼はとても何かを強く感じた様に有り難うって言ってくれた。
一つの曲を通じて言葉を超えて何かを共有出来るという事はとても素敵な事だし、何か特別な感情を持たせて貰える。
自分が心を込めて活動している事に間違ってない事を告げてくれているかの様な何かを。
そして、またこの先もずっとその気持ちを持ってやっていく事だけなのだろうと込み上げて来るのである。
ギリシャと日本との生活のスタイルはそれは見事に違う。
基本的にはホントにのんびりしてて、ギリギリになるまで本気を出さない様な人達だけど(笑)、それとは正反対に常に時間を気にし、
携帯でバスや電車の時間を完璧に調べて動く様な僕たちとはまるで基本スタイルが違う。
何故か、自分達の生き方の方が実はちょっと間違っているので無いのだろうか?と思わされる事も多々あり、
時に困惑することがあるよ。また詳しく書きます!
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by tinybalance | 2009-07-27 07:29 | DJ,LIVE schedule