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TINY BALANCE * hiroshi watanabe blog

ツアーをじっくりと振り返って、、、

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改めて、今回のツアーを振り返っての感想を書きたいと思います。


出会いとはやはり神秘的なものを感じます。ギリシャのKLIK RECORDSのレーベルマネージャーのGEORGE、彼との
出会いもまたとても神秘的でした。たった1通のメールから始まった訳ですが、何故か現地で会うなり、不思議と初対面とは
思えない感覚を憶えています。過去4年間の間、幾度となく行かせてもらったギリシャで、いつ会っても会う度に新しい
感覚を感じ、様々な話をしながら互いに生きて来た環境は違うけれど理解が出来ます。KOMPAKTとの出会いも然り、
出会いのタイミングは恐ろしく完璧です。そして皆真剣で真っ直ぐ前を向いている。やはり僕も死ぬまで真っ直ぐに前を
向いて真剣に生きて行きたいと思うのです。自分の事だけではなく、自分が誰に何をする力を持っているのか?という事を
常に考えなくてはなりません。
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今回のツアー初日はアテネのMamacasというクラブでした。ここがまた面白くて、なんとプレイ中に天井が突如ガーっと
動き出したと思うと全開になり、あっという間にその天井が無くなり、DJしながら星を眺め、星空満開でした。凄いでしょ。
時々閉めては、また開ける。何とも派手な演出だぁ。僕の手に何度も強引にキスをして来る白髪のちょっとイってしまっている
オヤジが居て、そのオヤジは自分の着けているリングを何だか僕に渡して来る訳、、、、勿論断れない雰囲気で、、、、
僕も仕方なく受け取り、、、(笑)プレイしていると、その夜空を見上げながら何だか天に指を差し、叫んでた。
完全に酔っぱらってるのか、はたまたいけない物でラリってしまっているのか?分からないけど、、、、
気が付いたら店のセキュリティにパーティも半ば盛り上がってきた所で摘み出されてしまっていました。(笑)
クラブには本当に色々な人が来るので時々可笑しくなってしまいます。
結局、パーティも散々盛り上がって朝7時半頃に終了。
翌日はベルリンへと行きました。
到着と共にPanoramabarという素晴らしいクラブなんですが、直行し、まずはKAITO LIVEのリハーサル。
バーであるという事を完全に忘れさせてくれる程、見事なサウンドシステムで一人その音に酔いしれてしまった。
そして僕は一旦ホテルへと戻り、出番までしばし休息を取りました。僕の出番はなんと、朝の8時半なんです、、、
朝8時半から1時間というのが僕の時間で、もうホテルを出た時にはチェックアウトし、明るくなった次の日の朝に
クラブへと向いました。その晩はKOMPAKTRAMAというKOMPAKTナイトでした。以前に僕がKOMPAKT MIX CDを
作った時に1曲目で使ったBefore Sunsetという素晴らしい楽曲を制作していたJonas Beringもこのパーティに参加して
遭う事が出来たよ。とても素敵な人柄で、奥さんと共に同行していた。実は彼は次に日に行われるKLIK RECORDS 5 yeas にも
一緒に参加をするという事だったので、ベルリンでは僕は休息を優先し、彼のライブはアテネで堪能しました。
KONPAKTRAMAも金曜日でしたがとても盛り上がってお客さん達と既に明るい外の光りと共に僕はとても心地よく演奏をしました。
終了後は急いでタクシーにクラブから乗り込み、アテネへのヒコーキに間に合わせる為空港へと向いました。
しかし、また面白い事にここでとても素敵な出会いがあったのです。僕がクラブを後にし乗り込んだタクシーの運転手がとても
インテリジェントな風貌で、僕は何気に話し掛け、「いや、実は今クラブで演奏してアテネに行くところなんだよ」と言うと、
彼は「アテネかぁ、良いなぁ!良い所だよね」と会話がスタート、色々と話をしていくと実は彼は画家だったのだけど、なかなか
自分が納得の出来る環境を持ててはいないという事を話だして、日本の事、ドイツの事、世界の事など環境、そして表現して家族
と共に生きるという事など、様々な事を実に話ながらあっという間に空港にと到着してしまっただった。彼には奥さんと娘さんが
居て、その娘さんは奥さんが以前の旦那さんといた時の子だという事も話してくれて、だけど、彼はその娘さんと何とも実に愛を
持ってして日々生活を共にしているという事を語ってくれていた。本当に素敵な人だった。僕たちはそうして互いに連絡先を交換し、
別れた。またいつか、彼には会いたいと思う。
そして、再度アテネへと向った。いよいよこのツアーの本題であるKLIK RECORDSのメインパーティだ。
何だかとても緊張していたし、正直に言えばゴールデンウィーク前から続くツアーの疲れもピークなのも感じていた。
だけど、そうも言ってはいられず時間はどんどんと過ぎ、アテネ中心から車で20分ほど離れたファクトリー地区内に設けられた
会場へと向った。そこは巨大なビルで普段は正にファクトリーとして稼働していることろらしく、イベントとして使用するのは
今回が初めてだと言っていた。入ってみるともう人はかなり入っており既に盛り上がっていた。今回のお客さんというのは全てが
KLIK RECORDSのインビテーションを貰える人だけで全員がゲストリストで管理されているという事だった。ジョージはその
ゲストの数の多さに正直悲鳴を上げている程その数は多く、最終的にはこのイベントだけで5000人近い人が来たという事だ。
普段からKLIK RECORDSで活躍をするメインアーティスト達が3つの異なるステージで同時にパフォーマンスをし、会場は終始
盛り上がっていた。僕も嬉しい事に一番大きなメインステージで夜の2時という最高な時間にパフォーマンスをさせてもらい、
何だか現実なのか夢をみているのか分からなくなる様なとても幸せな気分で1時間を心を込めてプレイしたよ。
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お客さんと僕は完全に一体化し、会場全てが同じ感情に包み込まれた感じがした。
時に僕はパフォーマンス中に何だか勝ってに涙が出てくる事があるのだけど、この晩もそうだった。もちろん、お客さんには見えない涙だけどね。(笑)だけど、それだけ自分がさせて貰っている
事に感謝の思いというものが込み上げて来たのだと思う。BIG IN JAPANのイベントと同様に僕の後ろにあるバックスクリーンには
僕の写真をVJの人が流してくれていて何とも言えない嬉しさだった。時に幸せ過ぎると、その瞬間に同時に不安という感情が湧いて
来る事があるのだけど、、、生きるという事はそういう両極の感情というものを時としてしっかりと受け止めなくてはいけないのだと
思う。だた、人間、最終的な境地というものは不安という必要の無い感情を全て取り除いた意識体として生きる事なのだろうと思っている。
まだまだそれは先になってしまいそうだけど、これからも頑張ろうではないか。
話が脱線してしまったが、そうして5 Year Birthday Partyは大成功に終わり、朝の8時頃に全てのイベントが幕を閉じ、僕はホテルへと
向った。その日はツアー最後の日でして、一瞬の休息もつかの間、午後一番でテッサロニキという北に位置する素敵な港町へと向った。
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この街は以前にも何度も訪れ、DJやLIVEをしている。ただ、今回はまた新たな会場で、そこは海に面したとてもお洒落な空間で、
天気が良ければサンセットがバッチリ見える最高の場所だった。ただその晩は少し曇っておりサンセットは見れなかったのだけど、
それでもクラブイベントではないので早めにパーティはスタートし、夜7時にはもうお客さんはお酒の飲みながら盛り上がっていた。
小さなDJブースとライブセットをしたステージをお客さんが四方からギュウギュウに囲んでパーティは大盛況だった。
何度となく持って来られるお客さんからテキーラやウイスキーのショットを僕も断れずに調子に乗って飲みながらツアーの本当の最後
だという思いもあってか安心しきってプレイをしていた事を憶えている。だけど、12時半に僕のプレイは終了し、パーティ自体も野外
という事もあり、クラブではないのでそのままクローズし、片付けをしていると、自分が実際にどれだけ酔っぱらってしまっている
のかが分かり、焦った。はっきり言って真っ直ぐ歩けていない位、飲んでしまっていたのだった。日本では有り得ない僕の姿なんだろう。
(笑)でもお客さんからのお酒はやはり断れない。というか、みんなで楽しい方が良いし、そういう雰囲気なのでそれはある意味で、
全て込みの事柄である様な気になってしまうから不思議だ。
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言い忘れてしまったが、ここテッサロニキでも僕を招いてくれたプロモーターの人はとても紳士で何とも素敵な人柄だった。ボクたちは終始子育て、家族という事を基本に延々と話込んでいたよ。彼にも二人の息子さんがいるらしく、男の子を育てる上での父親の在り方など、真剣に話をしたよ。でも彼と僕は見事にその感覚、意見が一致していてね、
とてもシンパシーを感じた。仮にここであまりにももし意見が合わなかったとするとかなり疲れるだろうし、辛い、、、、しかし、
とにかく、気持ちが同じな事に僕は不思議な感じがしたのだった。出会いなくしてこのツアーは終えられなかったのだろうと思う。
全ての事がとにかく人生へとシンクロしているのである。
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とても素敵な旅だったし、ツアーとして充実した見事なものだったよ。心から感謝です。

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さて、ツアーの感想を書きましたが、いよいよ、明日、『LIFE,LOVE』が発売になります!!!!!!!!
是非とも多くの皆さんの手に渡ります様心から願っております。
CISCOやHMVのサイトにてインタヴューなども行いました。またリンクをお伝えしたいと思います。

『LIFE,LOVE』

聴いて下さい。
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by tinybalance | 2008-05-30 03:15 | MUSIC